目の紫外線対策、どのくらいしてる?
5月22日、参天製薬株式会社は20~40代の女性500人を対象に行った「目の紫外線対策」に関するアンケート調査の結果を公表しました。果たして世間の女性達は、目が受ける紫外線の影響をどの程度理解しているのでしょうか。
アンケートを行った女性のうち、82%が「目が紫外線の影響を受けることを知っている」と回答。一方で、紫外線対策を行っている部位については多くの女性が「顔」だとし、「目」の対策を行っている人はわずか13%でした。
これからの時期、広い売り場面積を持つ紫外線対策グッズですが、目に関するアイテムはあまり多くありません。そのため、半数以上の人が「目の紫外線対策は何をすればよいか分からない」と回答しています。
「知らなかった」じゃ済まされない、怖~い影響
しかし、目が強い紫外線に長時間あたることは、目の病気を引き起こす原因になります。また、目から紫外線が入ると脳が紫外線ダメージを受けたことを察知してメラニンが増加。肌が日焼けするという実験結果も出ているのです。
デザイン性だけじゃダメ!サングラス選びのポイントとは?
眼科医の杉本由佳先生によれば、特に注意が必要な時間帯は、斜めの角度から直接目に紫外線が入りやすい朝と夕方。たとえ曇りの日でも、UVカット機能が充分なサングラスをかけるなど対策をすることが大切だそうです。
サングラスを選ぶ際はフレームが大きめで、しっかりと目の周りまでカバーしてくれるデザインがオススメ。隙間から紫外線が入り込むことを防いでくれます。
色が濃いだけでUVカット機能がないサングラスは瞳孔を開かせ、余計に紫外線を目から取り込んでしまうことにつながります。サングラス選びは好みやデザインだけでなく、こうした機能性を比較しながら慎重に行いましょう。
ちなみに、室内や車内も油断は禁物。窓から紫外線が入り込むことがあるんだそう。UVカットのカーテンをかけるなどの対策も合わせるといいですね。
参天製薬は、紫外線からダメージを受けた角膜の修復をサポートしたり、うるおいを与えて保護したりといった効果が期待できる目薬を展開しています。こうした商品も併用し、紫外線から健康な目を守りましょう。
(画像はプレスリリースより)

参天製薬株式会社 プレスリリース
http://www.santen.co.jp/ja/news/20170522.pdf