はじまりはネパール旅行
岩手県盛岡市のメガネの老舗“メガネの松田”が、今年で13回目となる「メガネボランティア」に11月17日に出発しました。このボランティアでは、ネパールの無医村地域などに出向いて眼鏡や学習用具の無償提供活動を行っています。
きっかけは1994年のネパール旅行であったと、HPで松田社長が明かしています。日本語学校の生徒と仲良くなり何度も現地に足を運んでいると、農村部の貧しさに気づきました。そして1998年、メガネ屋である自分の職業分野でのボランティア活動をはじめたそうです。
人々の笑顔がつぎの活動へとつながる
今回の訪問先は、首都カトマンズから約40キロ東に位置するダダガム村。カトマンズの眼科医・ボランティアスタッフらとともに、村民約500~550人の視力検査や眼科検診などを行う予定です。無償提供されるメガネフレームは、同社の利用者から寄せてもらったもので、それらにレンズを入れて村民に贈呈します。
またメガネ以外にも、カトマンズ市内にある児童施設や村の子どもたちへ、ボールペンや鉛筆約3750本の文具寄付も行います。活動期間は11月17日~28日までとなっており、年に一度、ネパールと日本の距離がぐっと縮まる、あたたかい絆の日々になることでしょう。

メガネの松田
http://megamatu.net/index.html