光のない生活・・・
中国紙長江日報などの中国地元紙が、「46年ぶりに奇跡的に視力が回復した」女性の話題を伝えています。ミラクル体験をした女性は、湖北省武漢市新洲に在住の74歳になる徐玉蓮さんです。
徐さんは1964年に左眼を突然の激痛により失明、ついで2008年には残っていた右目をも病気により光を失ってしまったそうで、右眼を失明したのちの全盲生活では、誰かに世話をしてもらわなければならない日々を送っていました。
きっかけは「ドア」にぶつかったこと
不自由な生活を送っていた徐さんに奇跡が舞い降りてきたのが今年9月のことでした。干していた布団を室内にとりこんでいた徐さんは、誤ってドアに左眼まぶたのあたりをぶつけてしまい、激しい痛みが徐さんをおそいました。
ぶつけた直後に変化はなかったものの、1週間過ぎたころに長年失明していた左眼が視力をとりもどしたといいます。あまりの出来事に徐さんも半信半疑だったそう。診察した医師も大変驚いており、徐さんは今後、専門病院で検査を受けて左目の視力回復経緯を調べることになっているそうです。

武漢晨報(中国語)
http://hb.qq.com/a/20101101/000155.htm