優れた技術で完成
日本を代表する電気機器メーカー“キャノン”から、無散瞳型デジタル眼底カメラの新製品として、世界初となる専用のデジタルカメラを搭載することにより、世界最小・最軽量を実現した「CR-2」を12月1日より発売します。
被験者の負担を減らす
眼底検査が必要な病気や、白内障など水晶体の状態を詳しく調べるときにおこなうのが、「散瞳剤」という目薬(散瞳薬)でひとみを大きくする処置です。これを施すと15~30分後にはひとみが大きくなり、光が過剰にまぶしくなったり、ピントが合わせづらくなるといった症状が表れます。
この「散瞳剤」を使用せずに眼底検査がおこなえるのが、「CR-2」です。低光量モードなどの多彩な機能を搭載し、被検者の負担を軽減しながら正確な診断を可能としました。また、撮影光源に白色LEDを採用することで、低消費電力となっています。
日本では今後も老齢人口が右肩上がりを続けるのに比例し、加齢黄斑変性・緑内障といった眼病も急増すると予測される中で、「CR-2」のような負担も少なく正確に診断できる医療機器の誕生は、みなが待ち望んでいたものといえます。

キャノン 無散瞳眼底カメラCR-2
http://cweb.canon.jp/medical/ophthalmic/lineup/cr-2/features.html