涙の層が広がらない
11月5日の産経ニュースで、「BUT(breakup time)短縮型ドライアイ」とよばれる、涙が目の表面で安定しない“目の肌荒れ症状”をとり上げています。
通常ならば、1回の瞬きごとに角膜表面に涙の層が5秒以上できるのですが、「BUT短縮型ドライアイ」は涙が広がることがなく、涙の層がない部分・ドライスポットが表れるそうです。
ドライアイリスクを避けよう
眼科医の間でも「BUT短縮型ドライアイ」に関する認識が統一されていないため専門の研究が進んでうないうえ、診断漏れのある隠れた患者が多数いると予想されています。
京都府立医科大学大学院医学研究科の横井則彦准教授は、予防法として「ドライアイのリスクを避けること」といったアドバイスと、親水性のあるコンタクトケア用品の使用をすすめています。
ボシュロム・ジャパンから発売されている、親水性のあるレンズ消毒剤「レニュー」や、参天製薬から年内発売予定の、ムチンの分泌を促す目薬などを活用するのも、ドライアイリスク軽減につながります。

産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/body/101105/bdy1011051430000-n1.htm