点眼剤などの販売提携を前向きに検討
富山新聞によれば、イタリア訪問中であった富山県薬業連合会の富山-イタリア薬業交流訪問団は現地時間26日に、眼科医薬品を中心に製造、販売するファルミジェア社を視察。日東メディックの中井龍社長は、点眼剤などの販売提携につき前向きに検討する考えを明らかにした。
日東メディックの点眼剤を輸出する方向で
ファルミジェア社は緑内障などの眼科医薬品の研究開発から生産、販売、流通までの完結したラインを持っている。イタリアでの眼科医薬品のシェアは約5%、売上高は約40億7000万円である。
中井氏は富山新聞の取材に対し、以下のように話した。
「(日本の医薬品製造基準に準拠していないため)レベル的に日本での販売は難しい」
提携関係が実現した場合でも、日東メディックの点眼剤を輸出する方向で議論が進むものと推察される。

日東メディック
http://www.nittomedic.co.jp/富山新聞
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/