子供たちを偏見から守る
モスクワで10月15日に、視覚障がいをもつ子供たちを支援するフェスティバル「白杖:寛容、同権、統合」が開幕したと、ロシア連邦の全ロシア国営テレビ・ラジオ放送会社系列の国際放送であるVOICE OF RUSSIA(ロシアの声)が伝えています。
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Pink Sherbet Photography's photostream(画像はイメージ)
このフェスティバルは目が見えないという理由で差別を受けたり、世間の無関心や偏見から子供たちを守り、支援するために企画されたものです。
固定概念を打ち破る
10月15日は国際的なNGO“視覚障害者連合”が制定した「国際白杖の日」であり、旧ソ連時代の1987年から10月15日を祝日として導入しているそうです。
フェスティバルには、政治家・スポーツ選手など各界から著名人らが参加します。フェスティバルの企画者は、
障がい者は健常者に劣るという固定観念を打破する
ことを狙いとしており、偏見からうまれた社会的固定概念によって目に障がいを持つ子供たちの将来が閉ざされることがないよう、世の中に働きかけていくとのことです。

VOICE OF RUSSIA
http://japanese.ruvr.ru/2010/10/15/26153470.html