日本コンタクトレンズ学会緊急レクチャー
zakzakによれば、日本コンタクトレンズ学会は「MPSの普及にともない深刻化!コンタクトレンズ、レンズケースの微生物汚染による感染症と対策」と題した緊急レクチャーを開催した。
MPSとは、ソフトコンタクトレンズ用消毒剤のことである。昨年12月に国民生活センターが、その消毒性能の調査結果を発表。「こすり洗いを行わないと消毒剤の消毒効果だけでは“アカントアメーバ”を完全に消毒することはできない」としている。
アカントアメーバとは水道水や蛇口などの水回りにいる環境菌のことであり、水道水でソフトコンタクトレンズを洗うと付着する。レンズに付着したアカントアメーバが、角膜のわずかな傷から入り、増殖してアカントアメーバ角膜感染症を引き起こすことがある。
角膜感染症は年々若年化
角膜感染症は年々若年化がすすんでおり、子どもの失明も増える可能性があるという。zakzakの取材によれば同レクチャーに参加した、道玄坂糸井眼科医院の糸井素純院長は以下のように話している。
MPSでこすり洗いをし、装着前にもすすぎ洗いをすることで、コンタクトレンズの安全性を10倍高めることができる
日本コンタクトレンズ学会
http://www.clgakkai.jp/zakzak
http://www.zakzak.co.jp/