母親の目に再び視力を
KFB福島放送の県内ニュースによると、福島大学3年生のベトナムからの女子留学生が、網膜剥離により左目を失明したベトナム在住の母親を福島県郡山市に招き、手術を受けさせました。
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Kyle May's photostream(画像はイメージ)
文化交流会が橋渡し
網膜剥離の手術は、医療技術などの問題によりベトナムでの手術が難しかったため、ベトナムとの友好親善を深め、留学生の援助などの事業を進めている“うつくしま・ベトナム文化交流協会”が手を差しのべ、今回の手術が実現しました。
女子留学生の母親は10月16日に視力が回復し、無事退院しました。女子留学生は、
「両目を開けて笑う母を再び見られて、涙がこぼれそうになった」
といい、母娘は福島県の医療技術と人の温かさに感謝しているとのことです。

KFB福島放送
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2010101710つくしま・ベトナム文化交流協会
http://www.worldvillage.org/exchange/minkan/post_25.php