画期的なレーザー治療開発中
眼科レーザー企業のTechnolas Perfect Vision(TPV社)は、白内障手術と老眼治療分野の画期的なレーザー治療法2種を開発中であると発表した。
新レーザー治療のひとつはSUPRACOR(TM)というエキシマーレーザーで老眼治療を行う革新的な角膜手術法である。これは新しい収差最適化老眼アルゴリズムだ。
近視眼、遠視眼、正視眼やレーシック実施後の症例にも適用可能になるよう設計。2011年前半に、CEマークを取得する予定である。
白内障外科治療で主要な役割
さらに、CUSTOMLENS(TM)という新しいフェムト秒レーザー治療も、開発中である。同治療法は白内障外科治療で主要な役割を担う。
前嚢切開、水晶体断裂、白内障手術の角膜切開ステップの他、乱視矯正(AK、LRI)関連の乱視手術などを視野に入れて設計。2011年に商用利用が開始される予定だ。
TPV社CEOのKristian Hohla (Dr.)は、以下のように語る。
TPV社は、レーザー手術分野で再びトップを走ることとなりました。Technolas Perfect Vision社設立以来2年間、ユーザーの皆様に価値をお届けすることに専心してまいりました。弊社フェムト秒レーザーにCUSTOMLENSモジュールを追加することにより、外科医の皆様は、同じフェムト秒レーザーを使用して、白内障治療、角膜手術、屈折矯正などの治療法を行うことができます。ひとつのシステムでこのレベルの汎用性を提供できる企業は他にいません。

Technolas Perfect Vision(英語)
http://www.technolaspv.com/