目を使いすぎる現状
パソコン・テレビ・携帯と、ひと昔前にくらべると目を酷使することが多くなった現代生活ですが、夕方になると目がかすんだり見えにくくなるといった「疲れ目」の症状が出ることがあります。では、疲れた目にはどのようなケアを施せばよいのでしょうか。
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senov's photostream(画像はイメージ)
cnet Japanによると、花王と鶴見大学歯学部 眼科学講座・後藤英樹准教授(当時)が以前行った実験結果で、パソコン作業によって疲れた目には
約40度の蒸しタオルで目を温めると、ピント調節力の低下やドライアイが改善することを科学的に実証した
と、疲れ目ケアの方法がわかったそうです。
アイパック方法
目の疲れ・眼精疲労研究室では、蒸しタオルアイパックの手順を紹介しています。
ドライアイや疲れ目で目がショボショボするときに行う
タオルを水で濡らして軽く絞り、サランラップで巻いた後、電子レンジで加熱すると蒸しタオルができます(500Wで1分程度)。できあがった蒸しタオルは、いきなり目の上に乗せないで、一度広げて湿度を調整してから使うようにしましょう。
また、目の疲れ・眼精疲労研究室によると、目の周囲が熱っぽい時や、白目が充血しているときには「アイスパック」が良いとしており、その方法は
タオルを冷水や氷水につけて冷やした後、絞って使う。パック中にタオルが温まってきたら、また冷やして使うようにします。
とのことで、さらに冷パックと温パックを交互に行うことにより、目の周囲の血行がよくなって、目の疲れを取るのに効果的だそうです。
自分の症状に合わせて適切なケアを行い、元気で美しい瞳を守っていきたいですね。

目の疲れ・眼精疲労研究室
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