祈りの科学的実験
AFPBB Newsが「お祈り」によって目や耳が不自由な人の症状に改善がみられた、という記事を伝えています。米インディアナ大学(Indiana University)の研究チームがおこなった実験は、
祈りの対象となる人がいる場所で、1人もしくはそれ以上の人たちが祈る「PIP(proximal intercessory prayer、近接仲介祈とう)」と呼ばれる方法で祈った。多くの場合、祈る側の人たちは対象者に物理的に触れる状態で祈ったという。
インディアナ大学・キャンディー・ギュンサー・ブラウン博士によると、
祈ってもらった人の聴力や視力の改善に「著しい効果」があったと実験結果が出たそうです。
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khrawlings' photostream(画像はイメージ)
数値に表れた「祈り」効果
参加した被験者・難聴者14人と弱視者11人は祈り実験前後に聴力や視力のテストを受けて実験に取り組みました。その結果、
難聴者のうち11人の18の耳で聴力が著しく向上、弱視者のうち3人は0.05以下だった視力が0.25まで上がった
この実験結果は、祈りによる臨床作用が検証されたということを表しています。実験地モザンビークで祈りを行ったのはキリスト教ペンテコステ派で、メガネや補聴器などが容易に手に入らないために、以前から活発に視覚・聴覚障害者への祈りが行われていたそうです。
人が人を想って祈る。そのパワーの一角が解明されたのではないでしょうか。

AFPBB News(お祈りで難聴・弱視が改善、米研究)
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2746499/6049486