紫外線は目に見えないからコワイ
太陽から発せられた光の中で、目に見えるものが虹の7色「可視光線」で、目に見えない光の1つに「紫外線」があります。知らず知らず目に入ってくる「紫外線」は目にどのような影響があるのでしょうか?
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柏翰 / ポーハン / POHAN's photostream(画像はイメージ)
紫外線には3種類あり、快適視生活応援団HPによると「UV-C」は地上に届かず、目に影響するのは「UV-B」で
肌を赤くする紫外線で、目の表面にある角膜に吸収され、角膜の炎症を起こす原因になる
といわれています。さらに「UV-A」とは
肌を黒くする紫外線で、目の奥にあってレンズの役割を果たす水晶体まで届きます。長い年月の間、紫外線が水晶体に吸収されつづけると、水晶体は酸化されて蛋白質を形成し、次第に白く濁ってしまう
紫外線が「白内障」や「翼状片」の原因とされる所以となっています。
メラニンを生成
目から入った紫外線が皮膚に多大な影響を与えることもわかっています。サッポー美肌塾によると、2001年・大阪市立大学医学部の井上正康教授(生化学)の研究チームによって発表されたレポートで、皮膚の一部に紫外線を当てたマウスのグループと目だけに紫外線を照射したマウスのグループでは、メラニン発生量がほとんど変わりがなかったそうです。
日焼け止めを塗るなどの肌に対する紫外線対策に加え、目からの紫外線対策としてサングラスが必要だということがわかります。美しい瞳を保つため、紫外線の正体と対策を知っておくことが大切ですね。

快適視生活応援団
http://www.kaiteki-eye.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=32サッポー美肌塾
http://www.sappho.co.jp/bihada/kougi/kougi_276.html