まるで夢のような
英オックスフォード大学のシルバー教授らによって設立された「Adlens」社が開発したメガネ
「Adspecs(アドスペックス)」こそ、誰でも簡単に視力矯正ができる夢のようなメガネなのです。
今現在、世界には検眼医不足でメガネがつくれない人が10億人以上いるとされており(WHO推計)、視力が悪いのにメガネを作ることのできない大勢の方を助けるために開発されました。
視力をあわせてクルクル・・・パッ
Adspecsのレンズは油圧を利用しており、曲がるプラスティック膜の中に液を注入すると度が強くなり(遠視・老眼)、液を抜いていくと度が弱まる(近視)という仕組みです。
実際に自分で視力を矯正するためには、分厚い牛乳瓶底メガネをかけ、視力検査表を見つつ、メガネの横についている注射器のつまみを回してシリコンオイルを流し込み、自分の視力に合ったところで止めてはずすだけ、という簡単作業です。
開発者のシルバー教授によると、1995年から配布事業に取り組んできて、現在では15カ国で利用者3万人超となったそうです。Adspecsの使用に訓練は必要ないとのことなので、これからもますます、検眼医不足や発展途上国への普及が広まることと思われます。

green.jp
http://greenz.jp/2010/08/11/adaptive_eyewear/Adspecs
http://www.adaptive-eyecare.org/