色覚障がいとは
赤と緑など特定の色を判別するのが困難な色覚障がいは、日本人男性の約5%、女性の約0.2%に現れるといいます。これは男性の約20人に1人・女性は約500人に1人にあたり、とくに男性が多い理由として、赤と緑の視物質遺伝子の2つともがX染色体にあるため、X染色体を2つ持つ女性に比べ、男性は1つしか持たないために高確率となるのです。
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faungg's photostream(画像はイメージ)
日常生活において大人は、洋服のコーディネートや靴下の左右の色を合わせる際などに不便を感じるなどがあげられ、また子供では、小学校で使う算数セット・玩具・グラフ等で、色の判断がつきにくいためにトラブルになりやすいとのことです。
色覚の差異、その解決をアプリで
富士通が「ColorAttendant(カラーアテンダント)」という、携帯電話のカメラ機能を利用して色を判別するiアプリを開発し、iモードサイト「@Fケータイ応援団」で無料ダウンロードできるようになっています。
製品特徴として、
1.携帯電話のカメラで撮影した画像をもとに、色の名前を表示し 、音声で読み上げる。
2.色の名前の表示方法を、複数のモードから選択できる。
3.色の名前以外の情報を知ることができる。
4.色合い調整機能で、写真の色合いを調整できる。
など多機能にわたっており、らくらくホンやキッズケータイにも対応しています。
簡単な操作でさまざまな色を知ることができるこのアプリは、楽しみながら色の世界を広げることができるのではないでしょうか。
富士通(ColorAttendantのページ)