魅力と危険は表裏一体：まつ毛エクステ

「まつ毛エクステ」とは、人工毛を自毛に貼り付け、まつ毛をボリュームアップしてくれるつけまつ毛です。自分のまつ毛に１本ずつ専用の接着剤（グルー）をつけ、エクステを貼り付けていく方法で接着させます。従来の「つけまつ毛」が決まった形であったのに対し、「まつ毛エクステ」は自分の好きなようにまつ毛をデザインしていくことができます。
【image】The Snarky Princess' photostream（画像はイメージ）

違和感が少なく、装着感も軽くて楽なのでここ数年、一気に愛用者が増えてきました。しかしその裏では、「まつ毛エクステ」によえる目のトラブルも増加傾向にあるのです。
施術者の技術が低かったり、接着剤が目に入る・接着剤が肌についてかぶれる・人工毛が目に入ってしまう、などが原因として挙げられます。まつ毛エクステ用の人工毛は本当のまつ毛よりも硬くできているため、施術時に手元が狂って目を傷つけてしまうということがあります。

少しの傷は自然と治癒するのですが、まつ毛エクステでできた傷は深く、菌が入って炎症を引き起こすのです。
2008年に厚生労働省は「まつ毛エクステは美容師法に基づく美容である」という通達をだしました。美容師免許を持っている者にかぎり、施術できるということです。最近は個人でできるまつ毛エクステキットが通販で購入できるようになっていますが、安全を優先してプロにお願いするのがベストです。

健康な瞳が1番魅力的です。まつ毛エクステを正しく使って瞳美人になりましょう。



日本ロングアイラッシュ協会