株式会社クレスコと名古屋市立大学の共同研究
情報システムの設計開発等を行う株式会社クレスコの技術研究所と名古屋市立大学大学院医学研究科が眼科の画像診断に関する共同研究の発表をします。11月14日(月)の鳥取大学で開催される電子情報通信学会で発表する研究題目は「光干渉断層計画像と機械学習を用いた眼病の判別」です。
短時間で傷つけることなく眼球内部の網膜の断層面を撮影する光干渉断層計(OCT)は眼底疾患の病状や治療効果の確認には不可欠な検査です。ところが、OCT画像を的確に読み取り、正確な診断をするには医師の技術と経験が必要となり難易度が高くなります。
学習データを基に人工知能で画像を解析
今回の共同研究ではOCT画像を人工知能で解析し、医師の診断の補助となる情報を提供する技術開発を目的としています。これにより正確で迅速な診断ができ、早期発見・治療で患者の生活の質を向上させ、医療費の削減にもつながるとしています。
株式会社クレスコの人工知能による画像解析技術を適用し、眼底疾患に対しての診療実績の多い名古屋市立大学大学院医学研究科 視覚科学が人工知能に必要な信頼性高い学習データを提供しています。

株式会社クレスコ ニュースリリース
http://www.nagoya-cu.ac.jp/