「インナービューティー向上レター」大塚製薬発信
大塚製薬株式会社は女性の健康に対するエクオールの有用性を研究しています。女性ホルモンと体の変化やその変化の対処法について、様々な専門の医師の話「インナービューティー向上レター」を発信しています。第3回は小原杏那先生(千葉西総合病院眼科部長)の女性ホルモンの減少によるドライアイや目のトラブルについての話です。
女性ホルモンの減少がドライアイに
パソコン等の長時間の作業によるドライアイや眼精疲労などの不調がでる「VDT症候群」は男女問わず増えています。さらに40代以降の女性には女性ホルモンの減少による全身の乾燥「ドライシンドローム」が現れやすくなり、目の乾燥による違和感、疲れ、痛みなどの症状の他に、ひどくなると頭痛や吐き気の症状もでます。
同時期に目のピント調節機能が低下する老眼も進行しています。ドライアイでまばたきが増え、その度にピント調節をしなければならないので、ドライアイと老眼が重なると非常に疲れやすくなります。
涙の質が変わる
ドライアイの原因に涙の「量」と「質」の問題があります。シェーグレン症候群等の病気で「量」が少ない場合や、瞳に水分を密着させる働きがあるムチンの分泌量が少ない「質」の場合があります。女性ホルモンの減少で涙の「質」が変わってしまいドライアイの原因になってしまうことがあります。
加齢によって起こりやすい「流涙賞症」で涙があふれている状態なのに、ムチンの不足で瞳にとどまっていられずドライアイであることもあるのです。
ドライアイの対処法
まず眼科を受診すること。ドライアイに対処される目薬にはヒアルロン酸等を配合したものが主流ですが、ムチンを配合している目薬も開発されています。女性ホルモンの減少が原因のドライシンドロームによるドライアイには女性ホルモンに似た作用を持つ大豆由来の成分であるエクオールの摂取も効果的です。
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