目の疲れで仕事に集中できない人、43.0%
花王などが協賛する「血めぐり研究会 supported by Kao」は、目の疲れに関する調査結果を発表した。首都圏在住の20~50代の有職者男女400名を対象にしたもの。
目の疲れの状態についてたずねたところ、43.0%が「常に目の疲れを感じている」と答えた。半数近くの人が、慢性的な“目の疲れ”に悩まされている。
多くの人が目の疲れによって仕事への「集中力の低下」(64.3%)、「気力の低下」(45.8%)を感じており、仕事への悪影響が現れている。
このような状況にもかかわらず、約半数の人が対処を行っていないことも明らかになった。
その理由のトップは「対処方法がわからない」(69.3%)。目の疲れに悩みながらも、適切なケアがわかないので放置している人が多い。
そこで、今回の調査を監修した後藤英樹医師(後藤眼科医院 院長/慶應義塾大学医学部 眼科非常勤講師)が、「慢性の目疲れ」の対処法を紹介している。
(画像はプレスリリースより)
目の疲れの対処法
後藤先生は「目の疲れ」について
目を酷使することによる目の筋肉疲労のようなもの。この疲労を回復するには、目の周りの血めぐりをよくして、筋肉の緊張をほぐすことが根本的なケアといえます。(「プレスリリース」より引用)
と述べており、筋肉をほぐすためには「
目を温める」のが効果的であるとアドバイスする。
目の疲れの対処法として目薬を使う人が多いが、目薬では筋肉の緊張はほぐせない。「蒸しタオル」や「ホットマスク」などを使って、「目を温める対策」を取ることが大切だ。
具体的な方法として、昼休みや“目の疲れ”がピークに達する午後3時頃にホットマスクを使う「目のプチシエスタ」を提案している。
仕事中に目を温めるときは、蒸気熱で素早く温めるホットアイマスクを使うと、簡単で効果的だ。最近では温めた後に、メントールが気分がシャキっとさせるアイマスクも販売されてるいるので、リフレッシュ効果も期待できる。
また、
目のストレッチも、目の周りの筋肉疲労を回復してくれるため、ぜひ行ってほしい。「目のストレッチ法」は、血めぐり研究会公式サイトで紹介されている。
慢性的な目の疲れは目への影響だけでなく、自律神経のバランスを乱し、ストレスの原因にもなる。「
目元の温め」と「
目のストレッチ」で、「目の疲れ」をケアしよう。

目の疲れケアで慢性目疲れを予防! 血めぐり研究会公式サイト
http://www.chimeguri.com/special/special_vol17.html花王株式会社のプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000005783.html