企業はパソコンから社員を守る努力をするべき
近年、長時間のパソコン利用による視力低下や眼精疲労が、社会問題化している。パソコン画面が発するブルーライトは、目や体に悪影響を及ぼすと懸念されており、パソコン専用のメガネが流行するなど、「
ブルーライト」という言葉が広く知られるようになった。
このような状況であるにもかかわらず、パソコン作業から社員の健康を守るための、企業側の対応は遅れがちだ。しかし一部の企業では、パソコン用メガネの配布や、目に優しいパソコンディスプレイを導入するなどの取り組みが行われている。
(画像は、光コミュニケーションズのホームページより)
光コミュニケーションズ社の試み
例えば、
光コミュニケーションズ株式会社は、目に優しいEIZO社のモニタを導入し、「目力回復作戦」と名づけた社員の視力低下に歯止めをかける活動をスタートさせた。
EIZO社のモニタは、周囲の明るさを検知して画面輝度を調整する「Auto EcoView」機能を搭載。長時間の作業による目の負担を軽減すると同時に、調光範囲の広いLEDバックライトが常に快適な明るさを保つ。明るさは自動調整されるので、モニタを意識することなく、業務に集中できる。
導入後は、定期的に視力検査を実施して効果を検証する。光コミュニケーションズ社では今後、社会全般に同社の試みのような施策が広まるよう提唱するという。

光コミュニケーションズ株式会社
http://www.optcom.jp/index.html光コミュニケーションズ株式会社のプレスリリース(@Press)
http://www.atpress.ne.jp/view/38580