夏の参院選にワタミ会長、自民党から出馬か?
飲食店チェーンなどを展開するワタミグループ創業者の
渡邉美樹会長が、夏の参院選比例代表に自民党から出馬を検討中とのニュースが、インターネットで話題になっている。
渡邉氏は、2011年の東京都知事選に出馬。3位で落選したものの、約101万票を獲得しており、知名度は高い。実業家としてビジネスに邁進する一方で、教育活動に力を入れるなど社会貢献にも意欲的だ。
しかし2008年、ワタミフードサービスの社員が入社2か月後に自殺。長時間労働を強いられたことが原因の自殺と判断され、
労災に認定された。
従業員の自殺問題について渡邉氏はTwitterで発言したが、内容が不誠実であるなど、ネット上で批判され、以降は
ブラック企業としてやり玉にあげられることも多い。
自民党が考える「ブラック企業」とは?
渡邉氏の出馬に疑問の声が上がっているのは、自民党が先月作成した、若者の雇用対策改善のための原案も影響している。
原案には、
「ブラック企業」の社名を公表するなどの内容が盛り込まれており、夏の参院選公約に反映させる方針だと発表された。
自民党は、本当に「ブラック企業」を名指しできるのかも注目されているが、自民党が渡邊氏を公認すれば、ブラック企業についての認識の甘さが指摘されるのは必至だろう。
Twitterでは
「公認したら笑えるな>ブラック企業が政権与党からお墨付きだものw」
「反省がまるで無い 」
「マジかよ、日本終わったな。総理、奴だけはやめとけ!」
「民主>維新ときてこんどは自民か。日和見め。」
「えええええ!?こいつだけはやめとけよ!!」
「最悪だ。」
「あれ、自民党ってブラック企業を公表するって言っていなかったっけ?これっていわゆるブラックジョーク??」
「渡邊氏だけは、やめておいたほうがいい」という意見が並んだ。
安倍首相がFacebookを活用するなど、インターネットと政治との親和力を高める活動に意欲的な自民党。Twitter民の声は、彼らの耳に届くだろうか。

Twitter / 検索 - 渡辺美樹
https://twitter.com/search渡邉美樹.net(ワタミグループ創業者)
http://www.watanabemiki.net/