老眼を受けいられないと「イタイ人」?
老眼――。目のピントを合わせる機能が衰えて、近くのものが見えづらくなる現象で、早い人では30代で自覚症状が現れることもある。日本の老眼人口は、現在約57万人。2020年には62万人程度にまで増加すると見られている。
老眼を老いの始まりと受け止める、素直に老眼を受け入れられないアラフォー世代も多いようだ。
しかし、早めにメガネやコンタクトレンズで視力を矯正したほうが、仕事の効率が上がるばかりでなく、周りからの好感度もアップするという調査結果が発表された。
チバビジョン株式会社は全国の20~30代の男女400名を対象に、「
40代前後のキャリアウーマンの加齢を感じさせる仕草」に関する調査を実施。その結果を5月8日に発表した。
視力矯正したほうが、若々しくて上品
調査によると、オフィスで女性の加齢を感じる動作の1位が「
書類を離して読む」(26.3%)。次いで、「
眉間にしわを寄せている」(24.9%)だった。
「書類を離して読む」動作に対して加齢を感じる割合は、特に女性に強く感じる人が多く、男性より10ポイント以上も高い。
このため、遠近両用コンタクトレンズを使っている女性に対しては「
前向き」(35.0%)など、ポジティブなイメージが持たれている。
逆に、見えにくさを感じているのに老眼鏡やコンタクトレンズを使わない女性には「
痛々しい」、「
みっともない」、「
プライドが高そう」といったネガティブな意見が多く、「無理せず老眼鏡やコンタクトレンズを使えばいい」、「隠す必要はない」と、老眼鏡やコンタクトレンズの使用を勧める声が多かった。
面倒な老眼だが、メガネやコンタクトレンズで適正に視力矯正をした方が、快適であるだけでなく、
好感度を高める効果も高いといえそうだ。

チバビジョン株式会社のニュースリリース
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