日刊!目のニュース
2025年05月06日(火)
 日刊!目のニュース

日本人は目のコミュニケーションが苦手――東大が発表

メガネ・アイウェア
コンタクトレンズ
目の健康
メガネ選び
おもしろ
ファッション
コスメ・メイク
恋愛
ランキング・調査
目のニュース新着






























日本人は目のコミュニケーションが苦手――東大が発表

このエントリーをはてなブックマークに追加
それ、ガンづけではありせんからぁっ!
道ですれ違って目と目が合った男性同士が、「てめえ、ガンつけてんじゃねーよ」とケンカに発展する――。そんなシーンを日本の映画や漫画で見かけることがある。

しかし国際化が進み、異文化コミュニケーションが活発な昨今、この感覚はヤバイかもしれない。

海外の映画で、終始うつむきがちな日本人に対して、「何を考えてるいるのか、わかんないね(笑)」と揶揄するシーンを、ありありとイメージできる人も多いのでないだろうか。

アイコンタクト
  (この画像はイメージです)

正面から見られると「怒っている」と感じる日本人
東京大学大学院総合文化研究科の長谷川寿一教授、同研究科博士課程の明地洋典氏らの研究グループは、フィンランドのタンペレ大学のヤリ・ヒエタネン教授と共同で、日本人とフィンランド人を対象に、アイコンタクトに関する実験を実施。

その結果、日本人は欧米人(フィンランド人)に比べ、アイコンタクトをとってきた相手に対し「近づきがたい」、「怒っている」と感じやすいことを発見した。

アイコンタクトは国や地域によって差があると報告されていたが、今回の発表で、その差は生理的なものではなく、文化的慣習によるものであることが示唆された。

実験では、視線が正面向き、よそ向き、または目を閉じている他者の顔を提示し、それぞれの心拍数の変化や感じ方を記録した。正面向きの顔が提示された場合、日本人もフィンランド人も心拍数が減少し、生理的な文化差は認められなかった

一方、心理評定では、日本人はフィンランド人に比べて、正面向きの顔を「近づきがたい」「怒っている」と感じることがわかった。

アイコンタクト
今後の課題として、研究成果が他の東洋や西洋の国々、また、普段のコミュニケーションで一般化できるかどうかを検討していく。

たとえば、日本人は西洋人がアイコンタクトをとったときに、「怒り」を表現しているのではないと知っておく方がいいこと。逆に西洋人は、日本人が自分と目を合わせないのは「近づきがたい印象」や「怒っている印象」を与えないように配慮している可能性に気づくことが、異文化間の円滑なコミュニケーションを促すとしている。

外部リンク

東京大学 ホームページ
http://www.u-tokyo.ac.jp/index_j.html

プレスリリース/東京大学
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm

  • メイクテクニックを投稿しよう!「二重メイクコンテスト」締め切り迫る(1月1日)
  • FGO・マシュのコラボメガネ、よりシンプル&そっくりになって新登場!(1月1日)
  • 【2018】好きなメガネを選べる!スーパーお得なメガネ福袋をチェック!(12月29日)
  • カラーコンタクトブランド「ビュームワンデー」に新色登場!ミューズは本田翼さんに決定!(12月28日)
  • インテグレートの春メイク、おさえておきたいカラーは「フューチャーエナジー」!(12月26日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->