iPhone販売するしか勝ち残れない?!
NTTドコモの11月の携帯契約件数が、2007年以来5年ぶりに純減に転じた。新規契約から解約を差し引いた数が4万件強にとどまっており、ドコモ幹部は
来年以降のiPhone導入を考えざるを得ない(「日本経済新聞」より引用)
と、苦渋の選択を迫られている。
KDDIとソフトバンクモバイルが9月21日に発売した、米アップルの最新スマートフォン「iPhone5」の人気が高く、iPhoneを取り扱っていないドコモから顧客が流失する現象が顕著になりつつある。
日本企業を守る矜持は手放せない
ドコモは、自社で提供するネットワークサービスをユーザーに提供していく方針であるため、自社サービスを提供しにくいiPhoneの導入には消極的だ。
Appleと契約に関して、ドコモの前社長である山田隆持氏は
iPhoneを導入しようと思えば、アップルからは計画販売台数の半分以上(650万台)を売れと言われることになりかねない。もし数あるラインアップの1つとしてならぜひ導入したいが、そのような要求はのめるわけがない(「SankeiBiz」より引用)
強い決断を示している。
Appleの要求をのめば、ドコモを主力納品先としているパナソニックやNEC、カシオといった日本メーカーに大きな打撃を与えることになるからだ。

NTTドコモ ホーム
http://www.nttdocomo.co.jp/日本経済新聞
http://www.nikkei.com/articleSankeiBiz(サンケイビズ)
http://www.sankeibiz.jp/business/news/