バーチャルリアリティゲーム、遂に登場
米グーグルは11月15日、スマートフォン向けのゲーム市場への参入を発表し、独自に開発したバーチャルリアリティーゲーム「Ingress」を無料で公開した。
現実世界とインターネット上の情報を融合して視覚化できるメガネ型端末の開発も進めているグーグルは、バーチャルリアリティ市場での先駆者を目指しているようだ。
マップを見ながら謎のパワーを追いかけろ
グーグルが新しく発表したのは、謎のエネルギーによって人類が危機に瀕しており、プレーヤーはオンラインで協力しながらこのエネルギーと戦うというストーリーで、街を歩きながら楽しむゲームだ。
スマートフォンに表示される地図を参考に、指定された場所に潜む謎の「パワー」を獲得したり、陣地を取り合ったりするそうだ。
グーグルは、ゲーム用マップに現実の店舗や商品などを表示して、新たな広告収入とする戦略を練っている。現在はβ版として様子を見ている段階だが、今後は日常的な場面を舞台にしたバーチャルリアリティーゲームの普及が進みそうだ。

Ingress
http://www.ingress.com/Ingress - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details