密室殺人事件発生
密室で遺体が発見されるという事件が9月30日、岐阜県各務原市で発生した。市内のアパートの1室で、29歳の女性が遺体で見つかった。
首にタオルが巻きついており、駆けつけた救急隊が死亡を確認した。着衣に乱れがなかったため自殺かとも考えられたが、密室殺人だったことかわかった。
部屋のドアの開閉はカードキーを差し込んで行うため、鍵の複製は不可能だった。鍵は二つあり、一つは室内に、もう一つは父親が所持。窓も閉まっており現場は、完全な密室だった。
県警幹部は岐阜新聞に
事件の線は薄いとの見方は確かにあった
と語っている。
(photo credit:
ntr23 via
photopin cc)
犯人は被害者の恋人
事件解決の鍵は、玄関ドアの新聞受けだった。内側の箱のふたが開いたままだったことに、警察側は違和感を抱いていた。
被害者と交際していた男に、任意で事情を聞いていた警察は、
当初はシロ(無実)という見立てだった(「岐阜新聞 Web」より引用)
という。
男性のアリバイ供述に不審な点があったため、調査官が追及すると容疑を認めた。
犯人は内側の鍵にひもを付け、新聞受けから通してドアの外側からひもを引いて施錠する工作を行っていた。
自殺に見せかけるつもりだった。交際トラブルで殺害した(「岐阜新聞 Web」より引用)
と供述している。

岐阜新聞 Web
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/