大東市の中学がイジメ問題で即断
大阪府大東市の市立中学校が、イジメ問題に対して迅速な対応を行ったと、産経新聞が報じた。
今年7月、中学2年の男子生徒4人が、同級生の男子生徒2人にお互いに殴ったり蹴ったりするよう強要し、その様子を動画に撮影して、インターネット上の動画サイトに投稿していた。
被害生徒の保護者から連絡を受けた学校側は、1週間後の7月17日、被害生徒や保護者と話し合い全校アンケートの実施を決定。翌18日には被害生徒側と加害生徒側の面談の場も設けた。
関係者によると、加害生徒4人は7月10日、同級生2人に殴り合いを強要して動画を撮影。〈仲のいい○○と○○〉と2人の実名入りのタイトルを付けて、動画サイト「You Tube」に投稿していた。
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市教委は中学側の対応に渋面
アンケート実施について、大阪市教育委員会は
「噂が広がり、問題が大きくなる」、「被害生徒が新たな傷を負うのでは」(「MSN産経west」より引用)
と難色を示したが、校長は
真実を伝えなければ生徒も理解できない(「MSN産経west」より引用)
と決断した。
アンケートに対する生徒たちの回答では
「(加害生徒は)一度相手の立場に立てばいい」、「本人がいじめられていると感じたら『いじめ』だから、しっかりと受け止めるべきだ」(「MSN産経west」より引用)
という意見が目立った。
学校で起きてからアンケートとか遅い。いじめられた子はつらいだけ。もっと早く先生や生徒に気づいてもらいたかったと思う(「MSN産経west」より引用)
事態が起こってから対応するのでは遅いと訴える記述もあった。
インターネットの意見
Twitterの意見を見てみよう
「これは早く決断してGJだと思う」
「ここの校長さんは今時珍しく「先生」と呼んでもよろしい方のようだが、市教委は相変わらず鈍臭いな。
「もっと素早い対応が必要だがよくやったと思う。大津市のいじめ報告書「2行」というごみクズ共とはレベルが違うな。」
学校側の即断を評価する意見が目立つと同時に、
「ここ大声で!⇒「学校で起きてからアンケートとか遅い」」
「「速やか」かどうかは読者が判断するのであって、記者が勝手に評価するのは、裏の意図を感じてしまいます。」
事態が深刻になる前の、早期対応を望む声もあがっている。
「またイジメ、また動画サイトへ投稿。ITリテラシはあっても社会的リテラシのない中学生の見本ということだろうなぁ~」
「いじめ,を即断して評価しているが、これは明らかな暴行事件だよな。いじめ・犯罪の定義がおかしくないか。いじめなんて、ないんだよ。犯罪だ。」
「これらはイジメではなく、暴行傷害事件との認識を加害者、その親、教育委員会、学校は持つべき。文科省のイジメの過小認識や報道の有りようが一番責任が重い。」
「イジメ」ではなく「暴行」と言うべきとの意見も見られた。

MSN産経west
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