ルテインで目の健康を内側からケア
9月14日(金)渋谷ヒカリエにて、若者を中心として人気を見せているアイウェアブランド「Zoff」が新規事業として「めがねやさんのサプリ ルテイン」を開発し、9月28日よりオンラインストアや一部店舗での販売をスタートすることを発表した。
ルテインとは普段耳にする機会はあまりないが、目の健康を語る上では非常に重要な物質である。現代人の日常を取り巻くLEDディスプレイやLED証明から発せられるブルーライト(可視光線の中で最もエネルギーが強く、目の健康を害すると懸念されている)を吸収するという特有の性質があるからだ。
現代人の目の健康を守る上で期待されるルテインであるが、太陽光線や喫煙、飲酒、加齢などによって減少していってしまう。しかも体内では生成することができないため、食事から摂取することしか出来ない成分だ。体内のルテイン量が少なくなることで、アメリカでの失明の原因第1位である加齢黄斑変性症や白内障などの眼病リスクが高まることが報告されている。
推奨されている1日当たりのルテイン最低摂取目安量はおよそ6mgと言われているが、比較的ルテインを多く含むホウレン草でその量を食べようとすると、サラダボールで5、6杯分が必要とされる。これを毎日食べようとするのは、難しいだろう。
そこで、ブルーライトを約50%カットする「Zoff PC」など目の健康を考えた商品を展開する「Zoff」が、株式会社分子生理学研究所と共同開発を行ったのが、この「めがねやさんのサプリ ルテイン」である。
「めがねやさんが作るサプリメントなんて効かないだろう」と言われたくなかったため、徹底的に作ったと上野社長は話す。「めがねやさんのサプリ ルテイン」には、「ビルベリーエキス」や「アスタキサンチン」といった目の健康に良いとされる物質を黄金比で配合している。さらに、サプリメントの信頼の証である「HQ認証」を取得していることから、品質の高さには自信を見せている。
優れたサプリメントに認定される品質保証マークである「HQ認証」は、米国FDAが認定している認証であり、習得するためには厳しい検査によって得ることができる。日本国内に流通しているサプリメントは5万種類ほどあるが、そのうちHQ認証を取れるのは1%程度だということだ。
若い人にこそルテインを
現在目に関するサプリを摂取する世代の大半以上が50代から60代と言われているが、「若い世代にこそルテインを摂ってもらいたい」と上野社長は話す。「Zoff」の顧客は10代から40代で実に85%を占めているため、まずはそこをターゲットにし、普及に努めたいということだ。力強く話す上野社長からは、新規事業に対する強い自信が見てとれた。
価格は約1ヶ月分に当たる1ケースが3,980円(税込)。14日の16:00よりオンラインストアにて通常価格より20%割引となる先行予約割引販売キャンペーンが実施されている。
アイウェアからアイケアへ。「Zoff」のサプリメントが今後、アイケア産業においてどのような旋風を巻き起こすのか、楽しみである。

めがねやさんのサプリ:ルテイン
http://www.zoff.co.jp/sp/zoff-supplement/