「ネクサス7」日本でもやっと解禁
グーグルは9月25日、日本国内でタブレット端末「ネクサス7」を発売した。グーグルのインターネットサービス「グーグルプレイ」から購入できるが、10月2日より家電量販店などで、店頭販売も開始する。
日本市場に投入したのは米国でも一番人気の高かった16GBモデルで、価格は1万9,800円。日本市場では、アップルの「iPad」16GBモデルの価格が4万2,800円~となっており、ソニーが9月15日に発売した「Xperiaタブレット」16GBモデルの価格は3万9,800円だ。
ソニーは、Xperiaのほかにも電子書籍専用端末「リーダー」の新機種を9月21日に9,980円で発売した。楽天は7月から電子書籍専用端末「コボ」を7,980円で販売している。アメリカですでに始まっている低タブレット端末の価格市場が、日本にも上陸しそうな勢いだ。
「電子書籍リーダーに使って!」グーグル会長
グーグルの最新OS「Android4.1」を搭載するネクサス7は、7インチディスプレイで、軽量340グラム。CPUにはパワフルなクアッドコア Tegra 3 プロセッサを採用。バッテリーは最長8時間の使用が可能だ。
特に、グーグルのコンテンツサービス「グーグルプレイ」に最適化された端末として売り出されており、日本では電子書籍サービスを9月25日により開始した。
ネクサス7の発売に合わせて来日中のグーグルのエリック・シュミット会長は記者会見で、
コンテンツ、メール、書籍、映画、ウェブ、アプリ、ゲームのすべてを1つの窓として使える(「Reuters」より引用)
と、ネクサス7の素晴らしさを強調した。
25日時点では、グーグルプレイの映画サービスで1000作品以上がレンタルできるが、同日からソニー・ピクチャーズエンタテインメントとパラマウントが提供する映画の販売も開始している。
スペックに対して低価格と評価
Twitterでも注目を集めており、「ネクサス7」、「Google Play」共にトレンドワードに登場した。
「勢いでポチッとしてしまいました…。「またオモチャ買うたんか!」と言われてしまうこと間違いなし。」
「確かに気になるなぁ。Tegra3だし、IPS液晶だし。」
「2,000円分のクレジット付きはおいしいな…。」
「Nexus7ほすぃなやっぱり。2マソ切ったカーって感じ」
「特に用途ないけどポチってしまいそう」
などのツイートが投稿されている。手頃な価格に魅力を感じるユーザーが多いようだ。

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