橋下市長のアンケートで訴訟
橋下徹大阪市長が市の職員を対象に、職務命令としておこなった政治活動についてのアンケートで、
精神的な苦痛を受けたとして職員らが大阪市を訴えた。
橋下市長は今年2月に実施したアンケートで、正確に
回答しなければ処分の対象になり得るとして、調査への回答を強制していた。
市職員と元職員55人はこれを、思想・良心の自由や政治活動の自由を侵害する
憲法違反だとして7月30日、市に対し慰謝料など
1,815万円の国家賠償請求を求める訴訟を起こした。
市内で記者会見をおこなった、原告の保育士は
アンケートに目を通すだけで苦痛だった。自分の生き方に踏み込まれた気がした
(MSN産経ニュースより引用)
と語っている。
このアンケートについては4月にも、市労働組合連合会などが、市と担当弁護士をに損害賠償を求めて提訴している。大阪府労働委員会が
アンケート調査の中断を勧告し、回答は未開封のまま破棄された。
(画像:Amazon)市職員の政治活動規制法案が成立
橋下市長は「
行政と政治の分離」を訴えており、職員の政治的行為を禁止する制度作りを急いでいた。7月27日の7月臨時市議会で、市職員の政治活動を厳しく規制する条例の修正案が可決成立したばかりだ。
今回の訴訟には賛否両論が見られるものの、Twitterでは反対派の意見が目立った。
「やましいことがなければ書けばいいじゃん(ーー;) 」
「甘いな。甘えの中で仕事もしないから、アンケートが来ると返答に困る」
「こういうニュースは目にするだけで苦痛だ」
一方、賛成派は
「パワハラってやつでつか? 人気モノだからって「何やっても構わない」という訳でも無いでしょうに」
「違法な組合活動はもちろんイカンが、人権侵害も同じようにイカンと思うのです。なんか、悪いことしてなくても正直に書いても「疑われてるんじゃ?」と思わせるアンケートだよね・・・」
橋下氏のアンケート強制を英断ととるか、独裁ととるかで意見は変わってくるだろう。

MSN産経ニュース
<a href="sankei.jp.msn.com/politics/news/120730/lcl12073018220004-n1.htm" target="_blank">sankei.jp.msn.com/politics/news/120730</a>
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