フランスでも露出して賛否両論
現在、ワールドツアーで精力的に活躍中の
マドンナ。イスタンブール公演で乳首をポロ見せして話題を呼び、続いてローマ公演ではお尻を見せるなどご機嫌だ。
しかしベルリン公演では一転、「
ライク・ア・ヴァージン」を歌いながら泣きだしてしまった。さすがのクイーン・オブ・ポップも中年の危機かと、情緒不安定を心配する声があがっていた。
7月14日パリ郊外で行われた
フランス公演では、ハイテンションを取り戻したようで、今回は乳首とお尻をダブル露出。ファンを熱くさせた。
(画像:Amazon)極右政党を挑発するマドンナ
そんなマドンナが、侮辱罪で提訴されそうだ。これは露出が原因ではなく、コンサートで使ったビデオ映像を問題視した、フランスの
極右政党「国民戦線」が訴えたもの。
ビデオには、「国民戦線」の
マリーヌ・ルペン党首の顔にナチス・ドイツを象徴するカギ十字を重ねた映像が使われており、続いてナチスの
ヒトラー総統を想起させる顔写真も流れた。
この映像は
イスラエル公演でも使用されており、怒った「国民戦線」がフランスで同じビデオを使うと訴えると明言していた。
にもかかわらずマドンナはこのビデオをフランスのファンの前に流した。
確信犯といえるだろう。「国民戦線」の弁護士が、カギ十字をつけた映像は
ル・ペンがナチスと言っていることと同じだ
(Billboard JAPANより引用)
と激怒している。
一方の、マドンナ側は現在のところ沈黙を守っままだ。また、フランスの人種差別反対団体「
SOSレイシズム」はマドンナに賛同、彼女を擁護する立場を表明した。

Billboard JAPAN
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/5867ニュースウォーカー
http://news.walkerplus.com/2012/0717/11/