紫外線で目にもシミができる
紫外線が目に与える影響について、産経新聞が6月19日付の朝刊で説明している。
紫外線は肌のトラブルだけでなく、目の病気の原因にもなる。白目の一部が盛り上がって黄色く濁り、シミのようになる「
瞼裂斑(けんれつはん)」は、白目が濁るので見た目が気になるだけでなく、
ドライアイといった目に不快な症状を引き起こすという。
瞼裂斑の原因は
加齢によるものが多いが、これは長年にわたって紫外線を浴び続けた結果だともいえる。
瞼裂斑では白目の部分が盛り上がるため、その部分に涙が届かず、
ドライアイの原因にもなる。炎症を起こすと目が赤く充血し、まばたきをするたびにこすれて、ごろごろした違和感を感じる。
【中学生の眼(肉眼/特殊な光を当てた写真】(ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 プレスリリースより引用)
大人も子どもUVケアが大切
紫外線を浴び続けると
白内障や
翼状片(よくじょうへん)などといった眼の疾患の原因にもなるため、子どもの頃からUV対策が必要だ。
金沢医科大学の佐々木洋教授は
うす曇りの日でも紫外線は晴れの日の80%以上であることが多い。紫外線はさまざまな目の病気の原因もなる。子供の頃から紫外線対策を取るべきだ
とアドバイスしている。
紫外線対策には、
帽子やサングラスに加え、メガネとコンタクトレンズが有効だ。
UV加工が施されたメガネレンズや、コンタクトレンズを使おう。

MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120619ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 プレスリリース
http://acuvue.jnj.co.jp/corp/press/p0100.htm