小沢一郎氏の政治生命を奪う妻の書簡
先週発売の週刊文春(2012年6月21日号)に、小沢一郎夫人の
直筆とされる手紙が公開され、永田町が騒然となった。
(画像:Amazon)愛人や
隠し子の存在にも耐えてきた糟糠の妻、和子夫人は、
かつてない国難の中で放射能が怖いと逃げたあげく、お世話になった方々のご不幸を悼む気も、郷土の復興を手助けする気もなく自分の保身の為に国政を動かそうとするこんな男を国政に送る手伝いをしてきたことを深く恥じています(週刊文春WEBより引用)
との手紙を支援者へ送り、
離婚いたしましたと報告している。
『週刊文春』の記事に関して、ネットでは小沢氏の人間性に呆れる人が多かった。小池百合子衆議院もTwitterで
議員ということもさることながら、人間としてどうかを感じさせるものとなっており、興味深い
と発言した。
有田芳生氏は、文春記事を「事実無根」と批判
この記事に関して少数ではあるが、疑義を呈した人もいた。ジャーナリストで参議院議員の
有田芳生氏がその筆頭だろう。有田氏は自身のツイッターで
小沢夫人「書簡」を掲載した「週刊文春」は完売。しかしその内容には”偽造”としかいえない内容がちりばめられている。夫婦の問題は他人のあずかり知らぬこと。大震災後の虚偽の内容が書かれたのはある人物が介在している。マスコミに登場しないことを基本とする夫人の態度を見透かした公開は巧妙
と発言し、公開された手紙はニセモノで、内容に誤りがあると指摘している。
(画像:Amazon)「文春」最新号では立花隆氏が小沢終わったの記事
6月21日に発売された『
週刊文春』では先週に引き続き、総力特集として和子夫人の「離縁状」を記事にした。
今週号は、田中角栄の金脈問題をすっぱ抜いて退陣のきっかけを作った
立花隆氏が寄稿しており、「小沢はもうおしまい」と語っている。
手紙の真偽の程はともかく、
小沢一郎ならやりかねないと思わせてしまう人徳のなさが、国民に浸透しているということか。
小沢氏の政治資金に関する
控訴審は、この秋に行われる見込みだ。立花氏は記事で、
控訴審の弁護士は、ぜひ和子夫人の証言を求めてほしい
(「週刊文春」2012年6月28日号より引用)
と要請した。
立花氏は、小沢氏の資産形成を熟知する和子夫人が証言台に立てば、今までうやむやにされてきた
不動産取引の真実が明らかにされるだろうと述べている。

週刊文春WEB
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