まず頭を下げて謝罪した河本準一
母親の生活保護費の受給問題で、国会議員まで巻き込む騒動となるも終始、沈黙を貫いてきた
河本準一が、ついに謝罪会見を行った。
記者会見は5月25日、東京・新宿の吉本興業株式会社東京本部で行われた。河本準一はグレーのスーツ姿で登場。
この度はご迷惑をおかけして本当に申し訳ございませんでした(Sponichi Annexより引用)
と謝罪の言葉を述べ、十数秒のあいだ頭を下げ続けた。
母親が生活保護を受けていたことを認めた河本は、その理由について、14、5年前のまだ売れていない時期に母親が病気で
働けなくなったためと説明した。
福祉事務所から、母親の面倒は見ることはできないかとたずねられたが、その頃はまだ売れておらず、年収が
100万円以下だったため面倒は見られないと答えたという。
(画像:Amazon)不正はないが道義上から返金する
目に涙をためながら
福祉の方と相談して決めたことでしたが、むちゃくちゃ甘い考えだったと深く反省しております(Sponichi Annexより引用)
と語り、
ウチのオカンがお世話になった分のお金をきちんとお返ししたいと思っています(Sponichi Annexより引用)
と生活保護費の返納を約束した。
この問題は先月、週刊誌「
女性セブン」が匿名で報道し、その後ネットニュースで実名が報じられたことから注目を集め、ついには世耕弘成、片山さつき両参院議員が調査に乗り出すなど、社会問題にまで発展した。
吉本興業に国会議員は、返納を申し入れ
この騒動を受けて吉本興業は、河本準一に対する重大な人権侵害であるとホームページで公表していた。しかし5月18日には吉本興業の顧問弁護士から両議員へ事情説明が行なわれ、世耕衆議院議員らが
お金を返納したらどうですか?(ZAKZAKより引用)
と申し入れたという。
この話し合いもあり、河本準一は返金の決意を固めたものと思われる。自分の認識の甘さは認めたものの、あくまでも生活保護費の
不正受給はないと断言した。
Twitterのプロフィールによると、今いる場所は「
ビオフェルミンの瓶の中」である河本準一。公の場で会見を行ったことで、たとえバッシングは続くにしても、少しは気が楽になったのではないか。
ただネットユーザーの反応を見ていると、この会見で納得したという声はほとんど聞こえてこない。沈静化には、今少し時間がかかりそうだ。

スポニチ Sponichi Annex 芸能
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/05/25ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120518Twitter/河本準一
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