現地法人が欧州医薬品評価委員会より取得
参天製薬株式会社(以下「参天製薬」)は、欧州における現地法人であるサンテン・エス・エー・エスが2015年1月23日付で、欧州医薬品庁(EMA)の欧州医薬品評価委員会から、「アイケルビス点眼液」に関する承認勧告を取得したことを発表しています。
参天製薬の発表によると、「アイケルビス点眼液」は、ドライアイによる重度の角膜炎について、人工涙液等で効果が不十分な場合に適用となるもので、障害改善および炎症軽減効果があるそうです。
異常を感じたら迷わず眼科へ
ドライアイは、涙の成分バランスの変化や量の不足によって起こるもので、涙が目の表面に行きわたらなくなることで目の表面に傷が生じてしまった状態です。また、ドライアイになってしまうと、結膜炎や角膜炎を起こす可能性も高くなってしまうというリスクがあります。
ドライアイになると、目が乾燥しているような感じがする、視力はいいはずなのにものがかすんで見える、目がごろごろするなどの症状が出てきます。
ドライアイの患者数は推定で2,200万人とも言われており、目に異常を感じたら、迷わず眼科に行くのが賢明です。

参天製薬のプレスリリース
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/目の病気百科 ドライアイ(参天製薬)
http://www.santen.co.jp/ja/healthcare/eye/library/dryeye/