ハイテク機器が捜査のお手伝い?
ドバイでは今や、警官や刑事にハイテク機器Google Glassを支給し、犯罪に対抗しようとしています。ロイターが2日、ドバイ警察では法執行機関に対しGoogle Glass を配布する計画があると、報じました。
同報道によると、ドバイ警察の戦力の一部として、ドバイ警察が開発した顔認識ソフトウェアを搭載したGoogle Glassを、2018年までに装備する計画を進めているというのです。
また、同警察の広報担当官がドバイの新聞7 Days に、指名手配犯のデータベースとつながっている端末が、怪しい人間を認識した場合、Google Glassを身につけた刑事らに警告を発すると語ったことも報じています。
交通違反者対応には導入済み
ドバイ警察ではすでに第1段階としてGoogle Glassを導入していますが、その使用目的のほとんどは交通違反者を捕まえること。次は刑事らにGoogle Glassを装着させ技術を確かめるのが第2段階なのだそう。
ドバイのパトカーはランボルギーニ!
昨年、ドバイでは警察車両として、1台400,000ドルものランボルギーニのスポーツカーを導入すると発表しました。ドバイ警察本部長補佐によると、その理由はドバイの豊かさをアピールすることにあるのだとか。
Google Glassは1台1500ドルのこの小さな端末。確かにランボルギーニのパトカーに乗った警官とGoogle Glassはお似合いかも知れません。しかしながら、経済危機から回復段階にあるドバイにとって、お金に糸目をつけない警察の決断に首をかしげてしまう人は多いのではないでしょうか?
Reuters
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