「目の健康」に関する意識調査
日本アルコンがミドル・シニア世代の男女を対象に「目の健康」に関する意識調査を行ったところ、興味深い結果が浮き彫りになりました。
目の病気・老化現象で思い浮かぶのは?
9月15日の敬老の日を目前に行われたこの調査ですが、身近な目の病気や老化現象として、最も回答率の高かったのが「老眼」、次に「白内障」でした。
2番目に回答数が多かった白内障ですが、驚くべきことに、この病気に対しきちんとした知識を持っている者はごくわずかだったのです。
白内障は 80才以上になるとほぼ 100%の人が発症するといわれる病気ですが、この事実を知っていると回答したのはたった 8%しかいませんでした。
東京歯科大学病院のビッセン宮島弘子教授によると、白内障には以下の特徴的症状があるそうです。
「白っぽくかすんで見える」「ぼやけて見える」というよく知られた症状のほかに、「光が以前よりまぶしく感じる」というのも白内障の主な症状の一つです。(プレスリリースから引用)
多数が「視覚」を最重要視、しかし受診は消極的
日本人の4人に1人が65歳以上といわれる現代。定年後も仕事やスポーツなどの趣味とともに、人生をエンジョイする元気なシニア世代が増えつづけています。
このようなライフスタイルを反映してか、回答者の8割以上が、五感の中で最も重要なのは「視覚」だと感じていました。
視覚を重要視しているにもかかわらず、目の不調を感じた人のうち、眼科を受診したと回答したのは38%。この結果から、意識と行動の矛盾する一面も浮き彫りになりました。
(画像はイメージです)
若いうちから受診の習慣を
もはやインターネットやスマートフォンの普及により、今の世の中は目にとって優しい環境とは言えません。
頻繁な目の疲れや痛みなども、寝れば治るなんて簡単に考えず、目の不調を感じたら早めに受診し正しい知識を得ることが、シニア世代になってもより活発な生活を送るカギになるのかもしれませんね。

Alcon
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