インド南部の村に“3つ目の牛”が誕生
インド南部タミル・ナードゥ州のコーラサー村にて、なんとも不思議な“3つ目の牛”が誕生したと今月15日に英紙「The Daily Mail」が報じた。
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この生後2週間の牛には、通常の目、そして額にも間違いなく“目”がついており、現在、この“3つ目の牛”の噂を聞きつけた人々がコーラサー村に押し寄せているという。
仔牛はシヴァの生まれ変わりか。人々が押し寄せる
この仔牛がなぜ人気になったかというと、人々は仔牛を“3つ目”を持つというヒンドゥー教の最高神「シヴァ」の生まれ変わりだと信じており、そのご加護に与ろうとしているようだ。
ヒンドゥー教はインドで広まる民族宗教。シヴァは「破壊神」とされており、ブラフマー、ヴィシュヌと並びヒンドゥー教の3大神とされて人々の信仰を集めている。
仔牛を怒らせないよう注意?
現在、仔牛は人々の関心もよそに、伸び伸びと成長しているようだが、シヴァを怒らせると“第3の目”から炎が吹き出して全てを焼き尽くすと伝えられている。妻のパールヴァティーが戯れにシヴァの目を塞ぐ悪戯をしたら額の目から炎を出して激怒したとか。
そのような事が起こらないよう、“仔牛への構いすぎ”にも注意が必要か。

シヴァ神/Wikipedia
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