睫毛貧毛症治療薬「グラッシュビスタ(R)外用液剤 0.03％ 5mL」発売決まる

2014年9月16日、アラガン・ジャパンと塩野義製薬は、睫毛貧毛症治療薬「グラッシュビスタ(R) 外用液剤 0.03％ 5mL」の日本国内での販売において、8月28日に共同販売契約を締結したことを明らかにしました。

この共同販売契約に基づき、アラガン・ジャパンは9月29日より、「グラッシュビスタ(R) 外用液剤 0.03％ 5mL」の販売を開始します。（塩野義製薬は準備が整い次第）

「グラッシュビスタ(R) 外用液剤 0.03％ 5mL」は、2014年3月24日に、アラガン・ジャパンが医療用医薬品として厚生労働省から製造販売承認を受けた国内初の睫毛貧毛症治療薬（しょうもうひんもうしょう）です。（画像はプレスリリースより）

成分は緑内障治療薬として使われているビマトプロスト。緑内障で開発を行っている際に、眼瞼の多毛症を認めました。

この作用を応用して、点眼から専用のアプリケータを用いて、まつ毛の生え際に塗布する睫毛貧毛症治療薬として開発が行われ、アメリカをはじめ、多くの国でルミガン(R)の名称で販売が行われています。

睫毛貧毛症治療薬は保険適用外医薬品ですが、医療用医薬品のため医師の処方と指導が必要です。




塩野義製薬　プレスリリース
http://www.shionogi.co.jp/company/news/2014/