ゲームエンジンUnity向け「色覚異常シミュレーター for Unity」を開発
ガルチは色覚異常の場合の見え方をシミュレーションできるプログラム作成時のユーティリティを開発したと発表。
(画像はプレスリリースより)
日本では男性に20人に1人,女性では500人に1人は色覚異常です。人は赤,緑,青の三種類を見分けることにより,更に複雑な色彩を判別できます。色覚異常では赤、緑、青の一つ以上が見分けられないために,色彩の判別が難しくなっています。
ゲームでは色彩の区別ができないと画面の変化がわかりにくい場合があります。ゲームの開発時にこのシミュレーターを使うことにより,色覚異常者の見え方を感じることができ、色覚異常に配慮したプログラミングが可能となります。
カラーユニバーサルデザイン機構の認証を受ける
「色覚異常シミュレーター for Unity」は、NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)の協力により作成。検証を受け,認証され,CUDマークを得ました。
Unity
PCやMacを始め、WebやiOS、Android、そしてコンシューマー機などに対応したゲームエンジンです。全世界で200万人以上の開発者が利用しています。主に,モバイルやブラウザゲームに使用。最新バージョンは2014年3月にリリースされた4.3.4が最新で、ダウンロードは無料。

ガルチ プレスリリース
http://www.atpress.ne.jp/view/47748