鈴木副大臣CDB視察
7月15日、 鈴木寛文部科学副大臣が独立行政法人 理化学研究所 神戸研究所 発生・再生科学総合研究センター(CDB)を視察した。
CDBは2004年4月に発生生物学の基礎研究、細胞治療・組織再生など医学的応用を推進し、成果を広く応用分野に向け発信する目的で設立された研究施設である。3つの研究組織「中核プログラム」「創造的研究推進プログラム」「先端技術支援・開発プログラム」を軸に個々の研究チームが研究を進めている。
網膜再生に関する研究を説明
視察では、CDBにおける発生・再生研究の進展について竹市雅俊センター長が説明。次に、網膜再生医療研究チームの本間耕平研究員がiPS細胞・ES細胞を用いた網膜再生に関する研究について説明をおこなった。
副大臣は網膜細胞を誘導するための培養条件や必要な添加因子について質問などを行った。その説明に聞き入る真剣な姿からは当分野への興味の深さがうかがえる。

理研CDB
http://www.cdb.riken.go.jp/