ルテインの新たな機能
ルテインは目に効果のあるサプリメントとして知られているが、わかさ生活は慶應義塾大学と共同で、新しい機能を発見した。
(画像はプレスリリースより)
ルテインを豊富に含むマリーゴールド抽出物を培養液に添加し神経細胞の細胞内の活性酸素量と抗酸化因子の遺伝子発現、関連タンパク質の量を測定し、無添加の培養液で培養した神経細胞と比較した。
マリーゴールド抽出物を添加した群では、細胞内の活性酸素量は減少し、さらに抗酸化因子の遺伝子発現量と関連タンパク量の増加を観察。
ルテインが細胞に働きかけて細胞内の抗酸化作用を増強していること可能性が示唆された。
ルテインの目に対する効果
ルテインは目の水晶体や黄斑部に含まれ、網膜で発生する活性酸素を除く作用と、ディスプレイからでるブルーライトを吸収する作用を持っていることが明らかになっている。
近年の研究でSOD-1の量の低下が加齢黄斑変性やドライアイのリスクが高まることが明らかになっている。今回のルテインのSOD-1増加作用はこのような病的状態の予防につながる可能性を示唆している。
以上の結果はBiochemical and Biophysical Research Communications(BBRC)に掲載された。

わかさ生活 ニュースリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000145.000003821.htmlわかさ生活研究所 プレスリリース
http://kenkyu.wakasa.jp/information/detail.php?id=1800BBRC論文
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/