まつ毛の長さ、量が不十分な睫毛貧毛症の治療薬がまもなく発売へ

アラガン・ジャパン株式会社は睫毛(しょうもう)貧毛症治療薬の「グラッシュビスタ外用液剤 0.03% 5mL」の製造販売承認を3月24日に取得した。

この薬は、まつ毛が不十分、または物足りない症状をもつ睫毛貧毛症を改善するために開発された。まつ毛の長さ、太さ、多さが不十分な場合、この治療薬の主成分、ビマトプロスト(Prostaglandin F2α誘導体)が効果を発揮するとされている。

「グラッシュビスタ 外用液剤 0.03% 5mL」は厚生労働省が認可した国内唯一の同症の処方薬となる。すでに米国など23カ国で認可されて、海外では使用されている。同社の販売体制ができ次第、日本での発売を開始する予定。

アラガン・ジャパン株式会社はグローバルヘルスケア・カンパニーの日本法人。アイケア、神経科、皮膚科、美容医療、形成外科、乳腺外科、泌尿器科の複数の専門領域に特化した有力な製品を開発している。

日本ではパートナー企業によるアイケア製品の売り上げが全体の50％近くと最も高いが、美容領域でもブランドと共に広く認知されている。

また、2012年に薬事承認を受けたブレストインプラントでは乳がん治療に貢献するなど、スペシャリティファーマとして存在感を高めつつある。




アラガン・ジャパン株式会社のプレスリリース
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アラガン・ジャパン株式会社
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