Osaka Studyとは
ドライアイ研究会(世話人代表 坪田 一男)と参天製薬は、オフィスワーカーのドライアイの実態を調べるために大規模疫学調査「Osaka Study」を行いました。
ドライアイの有病率だけでなく、いろいろな生活関連のアンケートを実施し、専門家による分析が行われています。
対象となったのは参天製薬本社勤務者で調査参加者は561名となっています。
(画像はイメージです)
結果
約6割がドライアイかその疑いがあることがわかりました。ドライアイの労働生産性の低下は3日間の欠勤と同様であることが判明しました。また、睡眠の質や幸福度に影響を及ぼすことやメタボリックシンドロームと関連することが明らかになりました。
「Osaka Study」の結果はAmerican Journal of OpthalmologyやJAMA Ophthalmologyなどの海外文献に掲載されています。
労働生産性を低下させる病気
出勤できる程度の健康状態であっても、花粉症(4.1%)、片頭痛(4.9%)、うつ病(7.6%)などでは労働生産性が低下することが知られています。本研究ではドライアイは4.8%の低下で、片頭痛と同程度でした。

参天製薬株式会社 プレスリリース
http://www.santen.co.jp/ja/news/20140325.pdf