目の乾きを感じやすい時間帯は、夕方15時代から17時代
生活者の意識・実態調査をおこなうトレンド総研(東京都渋谷区)は、昨年11月26日から28日にかけて、20代から30代のスマートフォン利用者男女500名対象として、オフィスで勤務する女性の『乾き目ブス』をテーマにした調査をおこなった。
(画像はニュースリリースより)
まず、「仕事で目を酷使することが多いと感じるか?」という問いでは、調査に回答した女性300名のうち約8割の女性が「そう感じる」と答え、次いで「普段、目の乾きを感じることはあるか?」との問いでは、
(画像はニュースリリースより)
調査回答のうち、3割強が「よくある」、5割が「たまにある」と、合計して約9割の女性が「目の乾き」を自覚していることが判明した。
その際、「最も目の乾きを感じやすい時間帯」としてあげられたのが、「15時頃」「16時頃」「17時頃」とそれぞれ約1割半ずつの回答となり、働く女性にとって、夕方の15時代から17時代は「乾き目」を感じる時間帯であることも分かった。
働く女性の見た目の自己評価、「乾き目」では下がる傾向
そして、「普段目の乾きを感じることがある」と回答した調査対象者の女性のうち、「目の乾きによる見た目の印象について、自分自身に当てはまるもの」をあげてもらったところ、
(画像はニュースリリースより)
「目元や表情が疲れた印象になった」との回答が6割半、「表情が険しくなった」「無意識のうちにまばたきが増えている」との回答がそれぞれ7割となった。
また、「目の乾きを感じやすい時間帯」と回答した15時代から17時代の夕方については、女性自身も見た目への影響を自覚している様子で、夕方になると「表情が変化することが多い」と調査回答者の女性の約7割が自覚していることが明らかとなり、この時間帯は女性にとって「目の乾き」だけでなく、見た目からも『乾き目ブス』に見えることを意識していることが分かった。
そこで、「目の乾きは、見た目のマイナス要因につながるか?」と問いかけると、
(画像はニュースリリースより)
調査回答者の女性300名の約9割が「そう思う」と回答しており、また、「目にうるおいがある時を100点とした場合に、乾き目状態時の『見た目の自己評価』はどれぐらいか?」と点数で回答を求めたところ、平均点が「56.6点」という結果になり、乾き目状態では、自分自身の「見た目の印象」が約4割下がると意識していることも判明した。
その一方で、目の乾きで見た目の印象がマイナスだと思っていても、印象がマイナスにならないように「十分な対策をしている」と回答したのは、調査回答者の女性の3%で、「対策をしているが十分ではない」との回答が5割半となり、「対策をしていない」という回答も4割という結果になった。
次回は、調査結果の後半部分について紹介します。

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