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モササウルスの眼の進化と水中への適応に関する新知見

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モササウルスの眼の進化と水中への適応に関する新知見

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モササウルス
モササウルスは白亜紀の生物で、トカゲの仲間とされていますが、完全に水中での生活に適応していたことが知られています。
モササウルス
化石マニアの方で、モササウルスの下顎の化石をコレクションしている人もおられるかもしれません。

眼は化石として残ることが少ないことから、モササウルスの眼に対する研究はほとんどありませんでした。

東京大学、ブランドン大学(カナダ)と東京学芸大学の共同研究グループは、化石化した眼の輪っか状の組織、鞏膜輪(きょうまくりん)に注目して現存するトカゲ類と比較することによってモササウルスの眼の進化と水中への適応に関して新しい知見を得ました。

研究成果はオンライン雑誌PLOS ONEで公開されています。

研究内容
モササウルスはトカゲの仲間であるにも関わらず、鰭(ひれ)になった四肢やサメのように二股に分かれた尾をもち、完全に水中での生活に適応をしていたと考えられています。

しかし、現在のトカゲの中には、完全に水中に適応した種は存在しないことから、モササウルスに関しては、化石から推定するほかありません。また、眼は軟組織であることから、化石になることは非常にまれです。

そこで、研究者は化石化した眼の輪っか状の組織、鞏膜輪を観察し、解剖学的に記載したのち、現生のトカゲ類と比較しました。

その結果、鞏膜輪は、眼の中にある骨質の輪であり、十数枚の薄い骨(鞏膜骨)が瓦状に重なり合った構造であるが、モササウルスの鞏膜骨の配列はイグアナ類や他のトカゲ類など、現在生きている分類群とも一致することが判明。

形に関しては中心部に開口部があるオオトカゲに比べ、モササウルスでは腹側に開口部がずれていました。

この点がモササウルスが水生の環境に適応した結果と推定しています。

今後はさらに多くのトカゲ類と比較することによって、新たな視点からモササウルスが海の中でどのような形でものを見ていたのかが判明する可能性があります。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

東京大学 プレスリリース
http://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2015/05.html

文献:Sclerotic rings in mosasaurs (Squamata: Mosasauridae): structures and taxonomic diversity.
http://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/
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