国民生活センターの報告
2014年5月22日に発表された、カラーコンタクトレンズの安全性 -カラコンの使用で目に障害も-に記載されている要望に対して、業界の対応を日本コンタクトレンズ協会がとりまとめた結果が、国民生活センターから明らかにされています。
とりまとめ内容
国民健康センターが問題提起した、「現在発売中のカラーコンタクトレンズの品質」に関しては、各企業が自主点検を行ったところ、品質に問題ないとの回答です。
「より良い商品開発」に関しては、各企業が再認識するとともに、優れた製品開発が行われた場合には、日本コンタクトレンズ学会等での学術発表を推奨することを、日本コンタクトレンズ協会会長名で文書により通達。
「流通のコンプライアンスの向上」に関しては「コンタクトレンズの販売自主基準」制定(2014年6月1日付)。
「広告の適正化」に関しては自己点検の結果、広告表現を改めたのは1社、文字を大きくしたのが1社でした。
「安全啓発行動」に関しては、日本コンタクトレンズ協会カラーコンタクトレンズとクリアコンタクトレンズに関する眼障害や使用者の実態調査を行い、カラーコンタクトレンズ特有の問題があるかどうかを調査しました。(詳細な結果は後日発表。)
その結果に基づいて、カラコン啓発リーフレット「カラコンプチブック」を制作し、昨年12月より配布中。
(画像はカラコン啓発リーフレットの表紙:プレスリリースより)

プレスリリース 国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20140522_1.html