レンズ装用中の目の疲れを改善
7月5日、ロート製薬株式会社は、日本で初となるピント調節機能改善剤(ネオスチグミンメチル硫酸塩)を配合したソフトコンタクトレンズ対応の疲れ目用目薬「ロート アイストレッチ コンタクト」を7月11日に発売することを明らかにした。
ピント調節機能改善剤は、目の調節神経系に直接作用するため、ピント調節筋の緊張・弛緩の運動をスムーズにし、疲れ目の改善に有用な成分である。
ピント調節機能改善剤の配合に成功
ピント調節機能改善剤は、ソフトコンタクトレンズ対応の目薬に配合することが難しく、ソフトコンタクトレンズ装用者はレンズを外してから疲れ目用の目薬を点眼するか、目の乾きに対処する涙液型点眼薬を使用して対処していた。
ソフトコンタクトレンズは水を含んでいるため、目薬の成分によってはレンズに吸着して影響を及ぼす可能性がある。しかし、コンタクトレンズ装用者にとって、レンズ装用中に目の調節神経系に直接的作用して、疲れを解消できる目薬は必要と考え、開発に着手したという。
新商品はソフトコンタクトレンズを含め、全てのコンタクトレンズ(ハード・O2ハード・使い捨てソフトコンタクトレンズ)の装用中に使用することが可能であり、レンズ装用中でもピント調節筋の疲労による疲れ目を改善することが出来るようになる。
「ロート アイストレッチ コンタクト」の販売価格は、税込924円(本体価格880円)、全国の薬局・薬店で7月11日から販売が開始される。

プレスリリース ロート製薬株式会社
http://www.rohto.co.jp/comp/news/?n=r110705