3Dプリント登場
beautiful people(ビューティフル ピープル)の新作2010年秋冬コレクションに”3Dプリント”が登場した。商品に付属される3Dメガネを通して見ると、柄やメッセージが浮かび上がるというものだ。
デザイナーの熊切秀典氏を中心に4人の男性で結成されたデザインチーム「beautiful people」の同コレクションは「ノルウェイの森」(村上春樹 著)からイメージを膨らませたという。
ノルウェイの森から3D発想
熊切氏は「ノルウェイの森」の本のカバーが赤と緑であることから3Dメガネを発想。3月に開催されたファッションショーでは3Dプリントのウェアを着たモデルたちが登場すると観客は一斉に3Dメガネをかけた。一般的なファッションショーでは見られないユニークな光景が繰り広げられたという。
「作る側と着る側のコミュニケーションは、普段なかなか取れない。こういう遊び心を取り入れて、人と服のコミュニケーションツールになれば。」と熊切氏は話す。
メッセージが浮かび上がる総柄ブラウスやプリントTシャツは、「beautiful people」取り扱いショップ(伊勢丹、UNITED ARROWSなど)にて8月10日より順次発売が予定されている。

beautiful people
http://www.beautiful-people.jp/