東日本大震災を乗り越え、パラリンピックに
カナロコニュースによれば、福島県いわき市出身の半谷静香さん(22)が、東日本大震災を乗り越え、パラリンピックに出場しメダル獲得を狙っているという。
半谷さんは兄の影響で中学から柔道を始めた。視力は左右とも0・1以下と弱視で、障害者2級に認定。全日本視覚障害者大会の48キロ級を07、09年には優勝し、もはや国内には敵なしと言われている。
本当ならば就職が内定した企業で勤めながらパラリンピックを目指す予定であった。
東日本大震災により状況は一変
だが、東日本大震災により実家が被災し、家族は一時新潟県への非難を余儀なくされた。さらに、内定が決まっていた企業から内定取り消しの通知が来た。大学の宿舎も退寮する間際であったため、途方に暮れてしまったという。
そんな折に、プロレスラーの小川直也氏が設立した「小川道場」より救いの手が差し伸べられ、小川道場に所属することが決定した。
現在は週に5日間、日々3時間以上の練習を小川道場で続けながら、パラリンピックへの出場、そしてメダル獲得を目指しているという。

カナロコ
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